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身体が動かない。だるい。何もする気がしない。うつ病と男性更年期障害(LOH症候群)─2年前に受けたテストステロン治療を振り返る

目次

「精神的」な辛さと、「肉体的」な衰えのダブルパンチ

私は20年以上、精神科に通院しています。

現在はパキシルとトリンテリックスを、それぞれ最大量処方されています。

それでも、身体が動かない。何もする気が起きない。

もちろん、薬を飲まない頃と比べれば症状は和らいでいると思います。
しかし、「普通に生活できる」という状態にはほど遠く、毎日を何とかやり過ごしているのが現実です。

80歳でエベレストに登頂した三浦雄一郎さんと、テストステロン治療

ある日、登山家の三浦雄一郎さんが、テストステロンの注射を受けながらトレーニングを続けているという話を知りました。

三浦さんは80歳でエベレスト登頂という偉業を成し遂げています。その背景には、ハードなトレーニングだけでなく、テストステロン治療も行っていたことを知り、私は「テストステロン」という言葉に興味を持つようになりました。

そこで自分でも調べてみると、男性ホルモンであるテストステロンは中年以降に徐々に減少し、人によっては男性更年期障害(LOH症候群)を引き起こすことがあると知りました。

代表的な症状には、

やる気の低下
疲労感
筋力・体力の低下
集中力の低下
気分の落ち込みや不安感

などがあるそうです。

その症状を見た瞬間、私は思わず「これ、自分のことではないか」と感じました。
前述の通り、20年以上うつ病で治療を続け、抗うつ薬も服用しているにもかかわらず、年齢を重ねるにつれて、身体はますます動かなくなり、気力も落ちていく一方でした。

「うつ病だけが原因ではないのかもしれない。」

そう考えた私は、テストステロン治療に興味を持ちました。

かかりつけの精神科でテストステロン治療について相談

まずは、かかりつけの精神科の先生に相談しました。

「相変わらず、うつ症状がひどくて身体が動きません。テストステロン注射に興味があるのですが、こちらで受けられますか?」

すると先生は、
「それは泌尿器科だね。一度、泌尿器科で相談してみてください。」と教えてくれました。

泌尿器科を受診

自宅から徒歩30分ほどの場所に泌尿器科がありました。

診察室で、私はこれまでの経緯を説明しました。
「うつ病で精神科に通っていますが、身体が動かず、本当に辛いんです。男性更年期ではないかと思っています。テストステロン注射を受けてみたいのですが。」

先生は話を聞くと、すぐにこう言いました。
「まずは血液検査をしましょう。テストステロンが低ければ、保険適用で治療を受けられる可能性があります。今日は採血だけして、結果は来週お伝えします。」

そうして採血を受け、1週間後に再び病院を訪れました。

血液検査の結果

診察室に入り、私は尋ねました。
「テストステロンの値はどうでしたか?」

すると先生は、開口一番こう言いました。
「低い! がっつり低い!」

私の遊離テストステロン値は3.9 pg/mLとのこと。

当時40代後半でしたが、この数値はかなり低く、先生によると高齢男性の基準値と比べても低いレベルとのことでした。

この結果を受け、保険適用でテストステロン補充療法を受けられることになりました。

先生からは、
「今日注射しましょう。あとは3週間くらいを目安に来てください。保険適用で受けられるのは月2回までです。」と説明を受けました。

初めてのテストステロン注射

診察を終えると、看護師さんに呼ばれ、ついにテストステロンの筋肉注射を受けました。

初回の注射を受けた直後は、不思議と身体がぐっと持ち上がるような感覚がありました

さらに、その後1週間ほどは、「少しだけ身体が動きやすくなったかな」と感じた記憶があります。

ただ、「劇的に元気になった」「人生が変わった」というほどの効果はなかったです。
保険適用だったため自己負担は約820円。

この金額なら続ける価値はあると思い、その後もしばらくテストステロン補充療法を続けることにしました。

テストステロン注射から約3週間後、2度目の診察。筋トレも勧められた

約3週間後、2回目の診察を受けました。

先生から、「調子はどうですか?」と聞かれたので、私は正直に答えました。

「最初の1~2週間くらいは少し楽になった気がしました。でも、2週間後半から3週間目になると、また全く身体が動かなくなります。」

先生は少し考え込みながら、「うーん……。」と言いました。

私は続けて、「うつ病で通院しているので、それも関係しているのでしょうか?」と尋ねると、
「もちろん関係ありますね。それと、筋トレとかしていますか?」と聞かれました。

私は、「いいえ、全くしていません。」と答えると、
先生は「まあ今日も注射を打ちましょう。それと、筋トレも効果が期待できるので、無理のない範囲から始めてみてください。」と言われました。

2回目以降は、初回ほどの変化は感じなかった

2回目の注射を受けましたが、初回に感じたような「ぐっと身体が持ち上がる感覚」はありませんでした。その後も何度か注射を続けましたが、正直なところ、身体が楽になったという実感は次第に薄れていきました。

通院の経済的な負担

テストステロン注射そのものは、保険適用で自己負担約820円でした。

しかし、治療を続けるためには約2か月ごとに血液検査が必要で、その費用は約3,000円かかります。そのため、血液検査がある月は、注射代と合わせて約5,000円の出費になります。

さらに、先生からは「元気が出る漢方」として補中益気湯(ほちゅうえっきとう)も処方されました。補中益気湯は院外処方だったため、毎月約3,000円の薬代がかかりました。

私は補中益気湯を飲み忘れることも多く、途中から処方を断ることもありましたが、血液検査や漢方薬を含めると、治療費の負担は決して小さくありませんでした。

約1年間テストステロン治療を続けたが、次第に通院から足が遠のいた

私は約1年間、テストステロン補充療法を続けました。
しかし、治療を続けても、期待していたほどの効果は感じられませんでした。

診察では、毎回のように、「注射を続けていますが、身体が動きません。」と伝えていました。

すると先生は、
「筋トレはしていますか?」
「補中益気湯はちゃんと飲んでいますか?」と確認されました。

私は、毎回「いや、あの筋トレは始めようとは思っているのですが……。」「補中益気湯も味が苦手で、なかなか飲めません。」と答えていました。

すると先生からは、「ちゃんとしないと、効果は出ませんよ。」と言われました。

先生の言葉はもっともです。テストステロン注射だけでなく、筋トレや生活習慣の改善、漢方薬の服用も治療の一部だったのだと思います。

しかし、私は筋トレを始める気力すらありませんでした。補中益気湯も粉薬で飲みにくく、食事30分前に1日3回服用する必要があったため、飲み忘れることが多く、結局続けることができませんでした。

注射だけでは思っていたほどの効果を感じられなかったこと、
生活習慣自体を見直す必要があること、
さらに定期的な血液検査や薬代などの経済的な負担から、次第に通院から足が遠のいていきました。

現在は男性ホルモン軟膏を使用中

テストステロン治療の通院をやめてからは、当然ですが以前にも増して身体が重く感じるようになりました。

そこで現在は、市販の男性ホルモン軟膏を使用しています。
もちろん、テストステロン注射のほうが効果はあるでしょう。
それでも、「少しでもテストステロンを補えれば」という思いから、毎日風呂上がりに塗っています。

有名な男性ホルモン軟膏は「グローミン」ですが、価格は約3,000円と私には高い。

そこで見つけたのが「プリズマホルモン軟膏 10g」です。
分量とテストステロンの含有量はグローミンと同じようで、価格は約1,760円程度。
現在はこちらを使用しています。
なぜかAmazonでは取り扱ってないので、Yahooショッピングで探してみてください。

身体の中で外用薬が最も吸収しやすい場所は、陰嚢(玉袋)とは驚きでした。
そのため、私は風呂上がりに玉袋に擦り込むように塗りたくってます。

効果のほどは分かりません。
あくまで「何もしないよりはいいだろう」「少しでも悪化を防げれば」という気持ちで、毎日使い続けています。

まとめ

今回の記事では、私が実際に経験した男性更年期障害の検査や治療についてご紹介しました。

もし、疲労感や意欲の低下、筋力の衰えなどが続き、「もしかしたら男性更年期かもしれない」と感じている方は、一度泌尿器科で相談してみることをおすすめします。

テストステロン注射そのものは保険適用で比較的安価ですが、定期的な血液検査や通院費、場合によっては漢方薬などの費用もかかるため、継続するとそれなりの負担になります。

私の場合、先生からは補中益気湯も男性更年期に効果が期待できる漢方薬として勧められました。また、市販薬としては男性ホルモン軟膏も販売されており、私は価格が比較的手頃な「プリズマホルモン軟膏」を現在も使用しています。

ただ、今回の治療を通して私が感じたのは、テストステロン注射だけに頼るのではなく、筋力トレーニングや生活習慣の改善も非常に大切だということです。

もともとはAV作品を紹介するブログですが、今回は私自身の男性更年期について書いてみました。

この記事が、同じような症状で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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